汚したくない「よだれかけ」?

衣服・鞄・装身具

私たちは子どもがいないので、子ども用の衣料だとか玩具の流行りなどに疎い。「よだれかけ」って、きっと今風な呼び名があるのだろうな、と調べたらあった。「ビブ(bib)」とか「スタイ」と言うらしい。

義母が取っていた夫の乳幼児期の衣服や編み物と一緒に、よだれかけ、いやビブが10枚くらい入っていた。既製品らしいものに加えて、手作りのもの、後から刺繍だけしたようなものもあった。どれも二重になって、裏地にはレースの縁取りがあったりする。とてもきれいに保存され、使ったような形跡もあまりない。

よだれかけ(…この呼び方が、やっぱり馴染みがあるなぁ)は、汚すためのもの。さては、義母、こんな美しいものは「よそいき」用にしていたか。普段はタオル地なんかでできた、洗濯に強い実用的なものを夫に着けていたんだろうな、と勝手に想像している。

1950年から60年代と思われるセルロイドの等身大赤ちゃん人形があったので、モデルになってもらった。義母手編みのボーダーセーターに、水色の薄手のコットン地に刺繍が入ったよだれかけを着けてみた。