模様がプリントされた不透明ガラスの保存容器。まったく同じ模様のものがいくつかあり、義母が香料でも入れるために買い揃えたのか…。「たくさんはいらないなぁ」と思いつつも、底に浮き彫りで「イタリア製」とか記されているし、価値があったら粗末にはできないと、複数あった容器について調べてみた。
すると、意外や意外。カフェ・ルガル(Cafés Legal)というフランスのコーヒー製造会社が宣伝のために作ったものだった。1970年代のこと。カフェ・ルガルは、1851年に誕生した老舗で、一時経営不振で倒産したが、現在は復活している。ここの製品を買うと、容器をタダでもらえたのか、それともシールみたいなものを集めたら、交換でもらえたのか…、そこまではわからないが、義母はルガルのコーヒーを買い、少しずつこれを集めたらしい。

「オパーリン(opaline)」とも呼ばれる不透明ガラス。容器の形は、中世の頃から薬剤師が薬を入れるために使っていたものを真似ている。
景品だったとはいえ、これもヴィンテージ品。以前紹介した、不透明ガラス食器のアルコパルと同様、ネット販売でしっかり出品されていた。
タイトルの写真に写っている両側の容器は、それぞれ一品ずつしかなかった。青い模様はベルギー製。風景の中に貴族風な人物が描かれ、丸い蓋が可愛い。エンジ色のほうは、ちょっと別物な感じ。クラシック柄ではなく、身近なキッチン道具が描かれ、蓋は回して開閉するメタル製。もっと後の年代の品物かもしれない。手製ジャム用の容器にできそう。
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「アルコパルの不透明ガラス食器」
