青い花が刺繍された昔のワンピース

衣服・鞄・装身具

少し前に、麻布で作られた1930年代と思われるワンピースを紹介した。今回は、それと一緒にトランクに入っていた、もう1枚のワンピース。これも手製の綺麗な刺繍が入っていて、少し傷んでいたものの、すぐに廃棄できなかった。

当時フランスでも重宝されていたレーヨンなのか、とろんとした生地。麻ワンピよりも、ひと回り小さな感じなので、義母が10歳くらいの時に着用していたものではないかと思う。ちょうど戦争がはじまる前の時期。こんなワンピースを着て、家族と出かける少女…なんてシーンが、昔の映画に出てきそうだ。

ちょうちん袖が可愛いワンピースは、ほぼ手縫い。ウエストに切り替えはなく、裏表で色違いのベルトがついている。襟ぐりを縁取るボタンホールステッチ、そして袖から胸元にかけて連なった花は、青い糸で刺繍されていて、色合いがとても爽やか。

ふと、思いつく。こういう昔の服飾って、映画の撮影とかに使わないのかなぁ。戦前戦中を描く映画にぴったりだ。メモしておこう。

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