カットワーク刺繍は、ひと針ひと針が細かい。もちろん、ミシンでも出来るのかもしれないが、手作業でするのが醍醐味。手を抜くと、布をカットする際に糸がほつれてきそうで、不器用な上に面倒くさがりの私は、カットワークなんて高尚なことには、とても手を染められない。

テーブルに置いたりする敷物だろうか。横幅が60センチくらいで、四隅に色違いで刺繍された蝶々が4匹。義母が元気で、編み物や刺繍の作品を大量生産していた頃のもので、「こんなのを作ったの」とわざわざ見せてくれたことを覚えている。会心の作だったのかも。しかし、若い頃には、麻や綿の大判生地に、カットワーク刺繍をしたシーツや枕カバーを作っていた彼女のことだから、こんなの朝飯前だったと思う。
何にでも、一応手を出したくなる私。でも、カットワークはちょっと…だ。年を取ってきて、面倒くさがりに拍車がかかった?
