「おまけ」といえばキーホルダーだった60年代

雑貨・用具・飾り物

何か買うと、必ず「おまけ」がついていた…という時代が日本にもあったような気がする。フランスでは、キーホルダーがもらえた時勢があった。60年代あたりの話というから、もう60年以上も前。義母の家には、こうして集めたキーホルダーが、靴箱くらいの大きさの箱に隙間なく入っていた。同じものもあって、全部で250個くらいはありそうだ。

せっかくなので(…と言うのも変だが)、床にばらばらと広げてみた。埃を払うと、「あら、可愛いデザイン」のものがある。商品のおまけなので、その会社の宣伝が目的。商品のパッケージを真似たキーホルダーが多い。漂白剤の容器、丸型のチーズ箱、ペンキ缶、チューインガム、ビスケット、石鹸…。プラスチック製とはいえ、とてもよく出来ている。今でもそのまんまのパッケージで売られている製品もあったりする。落花生やピクルス。ピクルスの裏に製造会社名があり、ブルターニュにある住所だった。

こちらは、透明プラスチックの中に絵が描かれたキーホルダーのシリーズ。形も色もいろいろで、柄が楽しい。裏側には、企業名や住所、電話番号が書いてある。

重い鍵束をつけるほど丈夫ではないと思うが、私は気に入ったキーホルダーをポーチのファスナーなんかにつけている。

実はこのヴィンテージなキーホルダー、古物店などで売られているのを発見。「よくもまあ、おまけでもらったものを売るものだ」などと思ったが、ひとつ0.5ユーロとか、5つで2ユーロとかの値段だった。そうか、売れるものなのかぁ。ひとまず、取っておこう。