子ども時代の玩具、取ってある?

玩具・娯楽品

読書家の夫は、なかなか本を手放せない。だから、古いものを整理する中で、私は彼の本には一切触れない。ところが、最近になって、夫が子どもの頃に遊んでいた玩具にも執着があるらしいことがわかった。

ヴィンテージ品として価値もなさそうなプラモデルだとか、駒や部品がなくなってしまったゲームなどは、さっさと廃棄品としてボール箱に入れている。人形やぬいぐるみは、もちろん傷んでいないことが条件だが、慈善団体に持っていくと、わりと喜ばれる品物だ。

テディベアは、夫が赤ん坊の頃にさんざん遊んでいたのか、布が少しすり切れている。犬のほうは、首が座らず、大きな耳が垂れ下がっていることと相まって、甘えん坊な表情にも見える。まあまあの状態なので「慈善団体行きね」と思っていたら、「一応、取っておく」と、夫が言う。え、こんなものを何故に。何に使うんだ、その年になって。夫のノスタルジーにはつき合えないが、レトロなテディベアは、インテリアの飾り物になるかもな、とあとで考えを改めた。

犬のぬいぐるみは、底にチャックがついている。これは、ベッドの脇に吊るしておいて、朝起きたら、中に脱いだパジャマを入れておくというもの。子どもの頃に流行った覚えがある。私は、買ってもらったかな、あんまり記憶にないなぁ。