小さなピンキングばさみ、縫い針、まち針、ボタンやホック…、裁縫に使う道具は昔からあんまり姿を変えていない。でも、包装紙がちょっと色あせていたり、描かれた模様がいかにもヴィンテージ。
左上のまち針には、デパートの老舗「ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)」の名前が入っている。義父母は50年代、パリで暮らし、オスマン通り(boulevard Hausseman)の13番地に住んでいたと、義母が言っていた。目と鼻の先にあるギャラリー・ラファイエットで、裁縫雑貨なんかも買っていたのだろう。

犬と猫が描かれた裁縫針セットの「ハリエッツ・ニードルズ(Harriet’s Heedles)」。調べたら、製造元はカナダで、20世紀前半に輸入されていたらしい。こんなものもネットで販売されていて、20ユーロ程度。私って、いちいち確認しているのがセコイでしょ。
ふたつ折りになった包装を開くと、さまざまな太さと長さの縫い針と糸通しのセットが入っていた。古いのに錆びてもいない。ぜひ使いたいと思うが、こんなにたくさん使い切るほど、この先手縫いはしないだろうなぁ。
