9月に入り、暑さも一段落。日中は暖かくても、朝晩は涼しい季節になり、外出には脱ぎ着がしやすいカーディガンが重宝する。
くすんだ緑色の中に、ぽちぽちと色が混じった毛糸で編まれたカーディガンは、お祖母さんが編んだものだ。義母よりもひと回り小柄で、丸〜い感じのお祖母さん。「たっぶりしたものが着心地がいい」と、いつも大きめのサイズを好んでいた義母と異なり、お祖母さんは体型にぴったりしたものを身につけていた覚えがある。だから、着るものの見た目がこじんまりとして、可愛い。
私は、このカーディガンが大好き。まず、色合いがいい。今だったら、半袖のTシャツに、日中は背中にはおり、夕方になったらボタンをしっかりとめて着る。手編みのやわらかさが心地よくて暖かい。最初、銀ボタンが「ばあさん臭い」と思い、つけ替えるつもりだった。「あなた、ばあさんでしょ」なんて、つっこまないでね。でも、これはこれでオシャレかも〜と、考え直している。

これは、義母一家の昔の写真。写真の向かって左が義母で、6歳か7歳くらいだろうか。だとしたら、1930年代はじめの頃。両親と、兄と弟。子どもたちは、母親が編んだセーターを着ているように見える。小柄だと思っていたお祖母さんは、若い頃はすらっとしていたんだなぁ。
義母の兄弟は若くして亡くなってしまったというが、お兄さんに夫の面影があるような気がした。
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