この冬は、アルプスのアパートで過ごしていた。1月に戻るつもりが降雪で運転はあぶないということになり、2月になってからは、途中泊をする地域で大雨による増水があり、道路が封鎖されるほどの被害があった。それで、3月に入ってやっと来ることになった。
春は、庭に枯れ草がぼうぼうと茂ることもなく、春らしい花が咲きはじめていて嬉しくなった。玄関の脇に、黄水仙が1本とピンク色の小さな花をつけた葉っぱの大きな植物が咲いていた。これまで種を蒔いたり球根を植えたりしないのに、毎年春になるといろんな花や木が場所をわきまえずに勝手に芽を出す。
数ヵ月留守にした古い家に入るのは勇気が必要だ。まずは、湿気で木材が膨らみ入り口のドアが開かない心配。ギリギリとに鈍い音を立てて、ドアは開いてくれた。「なんかカビ臭いなぁ」。雨漏りでもしているんじゃないかの心配。3月はまだ寒い。暖房がつかないかもしれないという心配。今のところ、何事もない様子。何もないと、かえって心配になってきたりする。
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「四季の植物」
