ハンドバッグを廃棄する際は、一応、中を確認したほうがいい。思いがけないもの、思い出の品などがひょっこり出てくるかもしれない。義母のハンドバッグに残されていたもののトップは、小銭のコイン。ユーロ前に流通していたフレンチ・フランなので、残念ながら、これはもう使えない。あとは、映画の切符の半券、キャンディの包み紙、小さく折られた綿のハンカチ、買い物のメモ…。高価なものではないようだが、ブローチなんかもいくつかあった。
網のエコバッグも、そのうちのひとつ。ハンドバッグのスタイルから見て、1970年〜80年代のものではないかと思われ、その当時も「エコバッグ」と呼ばれていたのかどうかは不明。素材や色がとてもおしゃれだ。

緑がかった淡いブルーのほうは、光沢のある細めのレース糸で編まれていて、とても繊細。持ち手のところに、同系色のプラスチックのような素材が使われ、丁寧な仕上がりである。もうひとつのは、紺色とピンクの化繊編み糸で作られたもの。こっちは丈夫そう。
現在でも、網エコバッグは市場に出回っていて、主に綿や麻などの天然素材のもの。そうだよな、「エコ」なんだから。また、某ブランド革製品メーカーでは、何年か前、このエコバッグと皮革を組み合わせたバッグを発売していたし、けっこう需要がある製品なのだ。ただ、網バッグは、ものを入れると形が崩れ、小さなものだと網の間から落ちるかも、という欠点がある。
そこで!私は、網エコバッグ用の中袋、つまり「バッグ・イン・バッグ」を作ってみた。この話は、また次回。
