ラインが優しい革ハンドバッグ

衣服・鞄・装身具

お祖母さんの家の片づけをしていた時、戸棚にボール箱がひとつあり、衣服類などがまとめてあった。服のスタイルから、若い時分の義母のものだとピンときた。このハンドバッグもそこに入っていたもの。たぶん、義母が結婚するとかの理由で家を離れる際、「お母さん、これ預かっておいて」とか言って、実家に置いていったんじゃなかろうか。私にも、覚えがある。

キャメル色の革ハンドバッグは、丸っこい感じで可愛らしい。私の知っている義母は、もっと「マダム」的なバッグを使っていたので、これは彼女が10代から20代の頃に持っていたのだと想像する。時は、1950年前後。

バッグの中に小さなポケットがあり、こんなものが入っていた。手鏡で、裏側に「女性用美容室(Salon de coiffure pour dames)」と書かれ、得意分野として「パーマネント、ウエーブ、ヘアセット」なんてある。美容室に行ったら、おみやげにもらったのだろう。住所の最後に電話番号が記載されているが、「7-38」と数字が3つしかなくてびっくり。現在、電話番号は数字が10並ぶ。いったい、どのくらい古いんだい?

持ち手の金具が華奢なのが気になるが、革は柔らかく綺麗なまんま。義母お下がりのヴィンテージ服を着る時に、持ってみたい。

過去の関連記事
サイズで探る洋服の年代」(ここで紹介しているワンピースに合わせよう!下に、20代の頃に買ったLevi’sのベルボトムのジーンズを履いて)