とても上品な、義母がかぎ棒で編んだワンピース。しっかりした編み目なので、ニットでも伸びて着崩れなんてしない。前見ごろに2本、胸から下に向かってダーツが入っているので、シルエットがきれいだし、波形になっているような編み目も美しい。

編み物は、出来るまで先がなかなか見えないというイメージがある。冬に着ようと秋口から編みはじめたのに、春になっても出来上がらず、夏は暑くて毛糸なんて触りたくない。秋が来ると、好みが変わってしまい、もう編みたくなくなっちゃった…ということがよくある。義母は編みはじめたら、一気に仕上げることができる人だったのだろう。
この寒色系のワンピースにちょうど似合う義母のハンドバッグがあった。小ぶりのアイボリーのもので、楚々としたところがワンピースにぴったし。私はちょっと着ないだろうなぁ、という組み合わせだが、品のいいおしゃれな奥さま向き。真珠のネックレスでもして、白いストロー帽子でも被ったら、なんだか皇室ルックみたいだ。
