私たちがアルプスとブルターニュを行き来する際に利用する宿泊施設のひとつ。これまで紹介した2カ所と同じく、城巡りで有名なロワール河沿いの町にある「シャンブル・ドット(chambre d’hôte)」。
大きめの部屋と、もうひとつ、小さなベッドが置かれた子ども部屋がついているほか、この施設が気に入っている理由は、キッチンがあること。長時間の自動車旅行で疲れ切って夜遅く着いたのに、それからレストランを探しに出かけるなんて、とても面倒だ。ピクニックのように、簡単に調理出来る材料を入れておくアイスボックスの持参は欠かせない。宿に着いたら、オーナーにワインを注文。よく冷えた地元のドライでフルーティーなロゼを持ってきてくれる。それからシャワーを浴び、さっさとパジャマに着替えちゃう。そして、我が家にいるような気分で、ささやかな夕食を楽しむ。

この施設は道路に面していて、外からは一見ふつうの家のよう。しかし、木製の重い玄関扉を開けると、窓が並ぶ宿泊用の建物と高い塀に囲まれた静かな中庭がある。
中庭の正面が広間。ピアノやビリヤードが置いてある広い場所で、50人くらいで食事が出来そうだ。ここは、宿泊者が朝食をとる場所なのだが、暖かく天気がよければ、中庭のテーブルにコーヒーやらクロワッサンを用意してくれる。そして、オーナーの奥さん手作りのジャム、クルミやドライフルーツ入りのパウンドケーキやヨーグルトが美味しくて、出発前に、ついつい食べすぎてしまうのだ。
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