とってもマダムなボタンたち

手芸・布類・道具

久しぶりに、古ボタンの話。義母が取っていた古ボタンのうち、「マダムっぽい」と思ったものを集めてみた。いずれも直径が2センチ以上あり、ごろっとしている。金色や銀色で縁取りがしてあるもの、貝細工が施してあるもの、ガラスのビーズが嵌め込まれたものなど、華やかで、おしゃれなスーツやコートに付けていたのだろうか。

義母が持っていた、黒いアストラカンの毛皮コートにこんなボタンがふたつ付いているのを発見。毛皮?そう、今は毛皮のコートなんて着ないよね。ネットのフリーマーケットでも、「ミンクのコート、10ユーロ」「ブルーフォックスの半コート、あげます」なんて出品を見かけるくらい、毛皮は「着たくないもの」「必要のないもの」のひとつになっている。ところが、1950年から60年代といえば毛皮のコートを羽織って闊歩するというのがおしゃれだった時代。義母も、このアストラカンのほかにも毛皮のコートをいくつか持っていて、ナフタリンの匂いがする大型トランクに重ねて仕舞ってあった。もったいないような気がしないでもないが、無用の長物。きっぱり、慈善団体に持って行くつもりだ。

閑話休題。私は、「マダムなボタン」が似合うような服は着ないが、ビーズのボタンや、宝石がついた指輪のようなボタンは可愛いくて、使えそう。シャツブラウスやコートの一番上のボタンにするとか、ブローチのように襟や胸に縫い付けるとか…。あっ、いろいろアイデアが湧いてきた!