青いバラ模様の食器セット

食器・キッチン品

青いバラが描かれた食器セットは、お祖母さんの家の食器棚にあった。皿が6枚、楕円形の盛り皿が大きいのと小さいの、そしてソース入れ。皿2枚が使い込まれていたり、ソース入れの縁がちょっと欠けていたりして、お祖父さんとのふたり暮らし当時に使っていたのかもしれない。本格的な食器セット一式といったら、個々の皿、スープ皿、デザート皿、料理を盛る丸い大皿、楕円形の大皿、サラダ用の器、スープを入れる蓋つき容器、ソース入れ、脚つきの果物入れ…など数が多い。しかし、毎日使う食器のセットはこれくらいで十分だ。

食器の裏側に焼き印があった。バドンヴィレー(Badonviller)は、フランスの北東部に位置するムルト・エ・モゼル(Meurthe-et-Moselle)県にある町。この辺りでは、18世紀前半から陶器生産が行われていた。1897年には、テオフィル・フナル(Théophile Fenal)がバドンヴィレーで陶器製造業を開始。初期の焼き印に、写真のように「TF」と記されているのは、彼の頭文字ではないかと思う。なお、20世紀後半にかけて、企業吸収や合併があり、現在、バドンヴィレーで陶器は生産されていない。

…などと調べていたら、クリスタル品の製造で超有名なバカラ(Baccara)も、この県のバカラ市で誕生したとのこと。今も本社がある。バカラというのが地名だと、はじめて知った。

バラ模様は西洋風だが、白地に青というところが日本の陶器とも何気に合いそう。上の写真の右下の器は日本製のもので、底が少し深い中皿。一緒に使ってみたら、どうかなぁ。また、お皿の下に、ガラスで出来た大きな皿を敷いてみた。青と白色が、さらに爽やかになって、これは夏向きな演出だ!

俄然、この食器セットが使いたくなった。