地元の「女王」だった義母

諸々の...話

なんとなんと驚くことなかれ、義母は「ミス」だった。「失敗」の「ミス」ではない。「ミス○〇コンテスト」で優勝したことがあるのだ。1947年、彼女が二十歳くらいの時のこと。義母からは、そういった昔ばなしを聞いたこともあったけれど、あまり自分の自慢話のようなことはしたくなかったのか、深掘りはしなかった。

ところが、義母が亡くなり彼女の持ち物整理をしていると、このミスコンテストにまつわる写真や品物などが出てきた。当時住んでいた市が主催するコンテストで見事女王(Reine)になった。「ミ・カレーム(Mi-carême)」のお祭りで、女王のお披露目があるというビラ…というかフライヤーも、ちょっと汚れて保存されていた。若い義母が微笑んでいる。ヘアスタイルがいかにもこの時代。この日には、市関係者などお偉方のスピーチがあったり、山車を繰り出してのパレードや舞踏会なんかも催されたらしい。(※フライヤー上で、本人の苗字や場所が特定できる情報は消してあります)

トランクの中で見つかった白いロングドレスは、女王にプレゼントされたもの。襷には、市の名前が刺繡されていた。義母はこのドレスで舞踏会に参加したのだろうか。

本日12月13日は、義母の1年目の命日だ。