「なんちゃって金継ぎ」に挑戦!

食器・キッチン品

素敵な陶器のお皿や茶碗も欠けていたりすると、なんだか貧相で、やっぱり使いたくない。この家で発見した古い食器の中には、ひびが入っていたり、どこかが欠けていたりするものもある。気に入った食器となると、「もったいないなぁ」と悔やまれる。そこで、「金継ぎをしよう!」と思い立った。

昨年、日本に帰った際に、金継ぎ経験者の友人に聞いたり、本を買ったりし、漆や砥の粉など最低限必要な材料や道具を揃えて持ってきた。金継ぎというから金色だけかと思っていたら、銀色や朱色など何種類かの色もあったので、何色か買ってみた。

ざくろや梨のような果物が描かれた直径が20センチ程度のお皿。見た瞬間に好きになった。ところが、縁の部分が少し欠けている。表面が削げたという感じだったので、やすりでなめらかにして、オリーブ色の漆を塗ってみた。漆職人が見たら、びっくりの手抜き作業だが、まあ「なんちゃって」なので大目に見てほしい。

この皿は裏面も綺麗。何やら読めないようなサインまで入っている。表面では使っていない色を選んでいて、「この青色、どうしても使いたいから使っちゃえ」という作者の気持ちが込められているみたい。

使い道はありきたりだけど、果物でも乗せようかな。イチゴやさくらんぼ、杏子やプルーン…、お皿に映えそうだけど、朝市に並ぶのはまだ少し早い。