クリスマスにちなんで

諸々の...話

フランスでは、クリスマスは家族が集って祝う日だ。宗教的な祭りでもあるが、プレゼントがもらえることもあり、子どもたちはこの日を楽しみにしている。

私たち夫婦は子どもがいないので、クリスマスの祝事を少しおざなりにしてきた。特に私は、仕事の都合で休暇の取りやすい年末年始は毎年、20年以上もの間、日本の家族と過ごしていた。夫は、ひとり暮らしの母親がひとりぼっちでクリマスを過ごすのが嫌だったのだろう。毎年、車で10時間以上かけてブルターニュへ行き、母親と一緒にクリスマスを祝った。と、改めて文字にすると「なんて私はひどい嫁なのだろう」と思えてくる。

退職した私は、寒い上に飛行機の発着が乱れやすい冬場にわざわざ日本に行くことはなくなり、「家族」でクリスマスを過ごせるようになった。

昨年義母が亡くなり、夫との小さな家族。まずは雰囲気づくりから、クリスマスっぽい飾りつけをしてみた。長靴型の飾りは、陶芸をする友だちが作ったもの。何十年も前にもらった。お城のビーズ刺繡は妹が作った。色合いがな~んとなくクリスマス。「もらいものばっかり」だって?いや、飾り玉は私の自作。発泡スチロールの球に切れ込みを入れて布を挟み込んだだけ。石膏の女性像は、地元の女性アーティストの作品で、作風がとても気に入って購入。マリア様役でどうだろうか。