以前、「フランス式の割烹着!」というテーマで、コットンでできた「うわっぱり」の記事を投稿したが、今度はナイロン製。おしとやかな雰囲気のあるコットンのものに比べて、こちらは色彩豊かな派手柄だ。
右側のうわっぱりから頭に浮かんだのが「サイケ」ファッション。サイケデリックとは「幻覚剤によってもたらされる幻覚を想起させるさま」らしい。1960年代、若者たちが「ラヴ&ピース」を提唱したヒッピー現象は、ファッション、アート、音楽などにも拡がった。「サイケ」な色といえば原色や極彩色同士の組み合わせ。柄は抽象的で幻想的なイメージか。
1960年から1970年代にかけては、シワになりにくいナイロンをはじめとする化繊が重宝された時期で、とりわけ汚れやすいエプロンのようなものにはもってこいの素材。相まって、サイケ柄が流行していたことで、当時は派手柄のうわっぱりが出回っていたのではないかと想像している。
ちなみに、「うわっぱり」って言葉、フツーに使うよね? 秋田出身の母から受けついだ方言単語かもしれないと、ふと思い調べた。ある辞書によれば、「うわっぱり:上着、はおり。方言というより、古語、老人語の類」。それもいやだなぁ…
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「フランス式の割烹着!」

