食器類がごちゃごちゃと…

食器・キッチン品

建物の屋根裏は、三角に組まれた何本もの柱がむき出しになった天井のだだっ広いスペース、そして天井もそれなりに塗装されて小さな天窓がついた10平方メートルくらいのスペースに分かれている。

この小さなスペースに置かれていた古い木製の食器棚。上段と下段に分かれていて、それぞれにガラスと木の観音開きの扉がついて、下段のすぐ上には引き出しが2つ並んでいる。この家を管理することになるまで、開けようとも思わなかった物だが、いざ開けてみると、使われていなかった食器がびっしりと詰まっていた。「父親の先祖からの形見分けらしい」と夫が言う食器もある。え、もしかすると19世紀末の物かも…。

たくさんの食器やキッチン品。柄が美しい瀬戸物や彫り模様が珍しいガラス食器から、何に使うのかわからないような物までごちゃごちゃと重ねられていた。

それから、この食器棚がものすごくヴィンテージ。食器の整理が終わったら、やすりをかけてきれいにして使えればいいなと思う。