20世紀初めに建てられた家とのことなので、築120年にもなる。義父母がまだ幼かった夫と一緒に住みはじめたのが1960年代初め。その際、内装だけでなく水まわりや電気関係の工事をしたらしいが、以降大きな改装などはしていない。部屋割りやインテリアは当時の雰囲気そのまま。無垢材を使った大きな家具は、木目が美しく、大切に使っていたのだろう。ほとんど傷んでいないのだが、やっぱりちょっとものものしい。色を塗りかえるといいかも、でも自分でするのは大変そうだよな~。
広い地下室と屋根裏にスペースがたっぷりあるので、義父母は必要でない物やガラクタでも、置いておく場所が十分あったのだろう。これから、取っておく物、捨てる物の整理をしていかなければならないが、屋根裏に埋もれていた古い家具の中から、彫刻がとても素敵なナイトテーブルが出てきたりすると、ちょっと埃を払って磨いてみたりして、作業がなかなか進まない。こんなことしていると、何も捨てられなくなるのではないかということが頭をよぎる。あ~あ…。